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キレーな顔した狼さん。

第12章 9匹目


「あれ?汐里からなんて…珍しいね…そんなに俺が欲しいの?」

「…え……//」

「欲しいんでしょ?我慢できないくらい…今すぐに」

ツー…
瑠樹が俺のモノをズボンの上から指で撫で上げる

ピクっ
「…クッソ……ばか瑠樹」

「フ…ほら…汐里?俺のこと…欲しい、って言って…?」

__ツー…

瑠樹の指は脇腹を伝い、首筋を伝う

「んっ……」

そして、俺の口に到達し、唇を

スー…

と、撫でる

「汐里……ちゃんと…この可愛い口で…俺の名前呼んで……早く俺が欲しいって……」

「い…いや……」

瑠樹の妖艶な表情と声…
それだけで俺は頭がクラクラして、気を失いそうになる

「……言えよ…」

も…ダメだ…クラクラし過ぎておかしくなりそ……

「る、きが……瑠樹が早く…欲しいよ…」

「フフ……はい、よくできました」

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