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美人妻は性欲旺盛っ!

第7章 実家




「沙緒里てめぇ…
なんで右京が泣いて
帰ってくるんだよ?あ?」

「いたた!いったいわよ!?
あんたスーパーモデルの頭を
握り潰す気!?世の宝よ私は!?」

「知るかよ
こっちは俺専用の宝だ」

「さらっとすごいコト言うわね!?」






 私はハラハラする

 でもそうじゃないのだ
 パパさんママさんも止めない
 これは
 喧嘩するほど仲がいいのだ



 特にサオリさんは
 どことなく嬉しそうだ



「幸人、ほどほどにね
別にまだやっててもいいけど
母さん右京さんと
先にお話してるからね」



 ぐぅっ!
 いよいよ…きた

 ゆきくんママ
 朗らかで私にも好意的
 なんだけど…



「結婚してもう二年ね?
右京さん、その後お変わりは?」

「いえ、その…えっと…」

「いい報告
まだかしらと思って」



 気に入られてるのは嬉しい
 けど、こういうとこは
 本当に………困る






 子供、早くほしいわ?






「あ、あのですね…
母体も良好で問題ないんですが
なかなか…」



 は、恥ずかしい~!!

 がんばれ!がんばれ私!
 嫌われてないだけ
 幸せだと思わなくちゃ!



「夜はしてるの?」



 しまくってますが…

 むしろ私は
 睡眠不足か過労で
 ゆきくんが倒れないか
 そっちのが心配で…



「えっと…し、して…はい…///」



 身内とはいえ
 性事情を告げるのは
 勇気いる~~~!!

 でもこういった
 経過を報告するのは
 妻の務め!



「なに照れ照れしてんのよ
ゆきに抱かれてんなら
もっと堂々としてなさい?
あんた宝くじ一等当てて
慢心してんじゃないでしょーね?
大変なのはここからなのよ?」



 さ、サオリさん…

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