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美人妻は性欲旺盛っ!

第7章 実家




 ゆきくんはばつが悪い顔で
 私の目を見つめてくる



「夜も眠れない高ぶりよ
ゆきに抱かれてるあんたなら
わかるでしょう」



 突然降ってわいた
 一筋の光明みたいだった

 学生時代の時から
 ゆきくんは私を想って
 その行為を、してた…?

 青白い顔に
 血の気が戻っていく



「大好きな弟が夜な夜な
性処理に苦しんでるのよ?
私はそっと握って
ゆきを手伝ってあげたわ…」

「あ、あれ、急に話が変に…」

「だから言ったろ宇宙人だって
大方、右京をいじめて
気が済んだんだろ」



 ホントにいきなりだ
 サオリさんに
 私をなじるような気配はなく

 結末

 も

 語る気はなさそうだった



「私の手で喘ぐゆきは
爽快だったわ…
どの彼氏よりも元気だし
すごい飛ばすし
でもゆきは断るのよ
自分でするより遥かにイイのに
遠慮しなくていいのに
溜まりすぎてて苦しそうなのに」

「頼んでねぇよ」

「だから縛ったの
動けなくさして
少しずつ脱がして…
唇にキスして
からだを舐めてあげて…」



 聞いてるこっちが
 恥ずかしくなる



「…俺がお前を嫌いなのは
お前がレイプ魔だからだ」

「えーどうしてよ!
家族のマスターベーションくらい
手伝ってもいいじゃない?」

「その考え方が宇宙人なんだよ
どうしてそうなるんだ」

「どうせイくなら
気持ちいいほうがいいでしょ?
私はゆきが好きだし
それくらい立ち入ってたほうが
私は嬉しかったから」









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