美人妻は性欲旺盛っ!
第8章 アルバイト
「だって、えー!?
まだ何も聞かれてませんよ!?」
「うん」
「不採用ですか!?」
「いや、採用だよ
え、なんでそうなるの?」
「え、なんで採用なんですか!?」
いや私はズレてない!
璃乃さんのがおかしい!
「いや聞いてた通り
笑った顔がかわいいから
是非うちで雇いたいと思う」
「美春さんですよね?
なんて言ってたんですかあの人!」
「バカで元気で笑顔がにこやか
旦那大好き
あとえっちだって」
「ささ最後絶対違いますからね!?」
なんて根も葉もないデマ!
美春さんのバカ!
アホ、マヌケ、巨乳!
「元気で明るそう
それだけですごく助かる
私もお兄ちゃんも
お世辞にも得意とは言えないから
愛想、微妙なほうだし」
「は、はぁ…
璃乃さんがニコニコしてれば
一発だと思いますが」
「だからそれが
苦手だって言ってるんだよ」
わっ!
じとっと睨まれた!
なんか怒ってるのにかわいい!?
「す、すみません
生意気な口すみません
美春さんの友達って思ったら
どうも感覚が…」
「ん?遠慮しないでいい
私は気にしない」
「いえ!雇われるからには
それ相応の態度に改めて…」
「いいって言ったよ
かたっくるしい態度とってみろ
つまらない真似するな」
えぇー!?
怖っ!
怖いけど
なんか拗ねておられる!?