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美人妻は性欲旺盛っ!

第8章 アルバイト





「じゃあ雇用の話にしよう」



 今更だが履歴書を差し出し

 璃乃さんはそれを

 私は契約書に目を通した



「浅葉…」

「璃乃さん?何か言いました?」

「ううん
右京ちゃんの旦那様が
うちにくる事があったら
是非挨拶したいと思ってね
愛妻家らしいから
安心させてあげないとだ」



 それも美春さん情報なのだろう



「あ、あああ愛妻家…///
そぉなんです、かね…??」

「私に聞くかなそれ?
でもね、右京ちゃんはね
ものすごく迫力がある
同じ女としての直感で
こいつは気に入らないって思う」

「え、な、なんでですか!?」



 契約書の記入の指が止まる



「幸せそうだから」

「え、えぇっ!」

「纏ってる幸せオーラが全然違う
滲み出てる量がすごくて
同じ女として結構悔しい」



 璃乃さんは
 くすくす笑ってる

 えー…
 その顔で………えー…

 接客すればいいのに…



 屈託なく笑う美人さんは
 男はもちろん
 女でも関係なく見とれてしまう



「ね、まだ書けない?
早く勤務内容とか
シフトの話しよーよ」

「へ、あ、もう少しなの、ですが!」

「じゃなんか淹れてくるよ
何がいい?」






 私はコーヒーと伝え
 急ぎ記入を進めていく





 あれ…なんか…
 今笑うとこだったのかな


 私にしてみれば
 璃乃さんのほうにこそ
 その
 ものすごく幸せそうな

 雰囲気がある、ような…



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