美人妻は性欲旺盛っ!
第2章 いやらしいカラダ
自宅に戻るといつの間にかメールがきていた。
ゆきくんだ。
なんだろ。
《ごめん。
今日遅くなる》
そっか遅くなるのか~
残念っ。
返信返信っと…
私は作成する。
《うんわかった。
ご飯はどうする?》
《飲み会じゃないから
右京のご飯がほしい》
……ここ
あいだが抜ければ
右京が ほしい
になるのに///
でもそっか
飲み会じゃないのか
残業なのかな?
《はいですゆきくん!
遅くても待ってるね》
これでメールOK。
私はしばらくケータイを見つめたままだった。
待ち受けには
私とゆきくんが
映っている。
なんか…
少しでもいいから
声が聞きたかった。
夜遅くがいつか
正確にはわからないけど
21~23時くらいだと思う。
あと6時間も会えない。
私はゆきくんに電話をかけた。
何回かのコールのあと
ゆきくんは出てくれた。
『右京?』
「もしもしゆきくん!
十秒だけでいいの!
何か喋って!」