美人妻は性欲旺盛っ!
第2章 いやらしいカラダ
がちゃ!
ガチャン!
「右京、帰ったよ」
ゆ、ゆゆゆゆゆゆっ!?
「おおおお帰りなさいっ!」
いたずらを目撃された
子供みたいな気持ちだった。
駆け足で玄関まで行って
頬が熱い顔をごまかすように
ゆきくんの唇に飛び込んで
おかえりのキスをする。
ぬるっ…
どちらからともなく
舌を無差別に絡め合う。
興奮してたから
いつも以上の積極的さで
ゆきくんを貪ってしまう。
ゆっくりゆっくり
お互いの味を確かめる。
ゆきくんは鞄を置いて
キスしまくったまま
私をお姫様抱っこする。
私はもう夢中で
ゆきくんとキスしてた。
クローゼットまで移動し
ようやくキスが終わり
ゆきくんに下ろされる。
「遅いよぉ…」
「うん、ごめん
ただいま」
「おかえりなさい…///」
ゆきくんが背広を脱ぐ。
私は近くにあった鏡で
自分の顔を見た。
まだえっちな事してないのに
ケータイのフォルダにあった
とろけたような可愛いような
ぽわんとした顔をしていた。
ぼーっとのぼせてたら
不意打ちでまたキスされた。
ぴちゃっぴちゃって音が鳴る。
「しんどい…
右京、シャツ脱がせて」
「うん、いいよぉ…」
私はシャツのボタンを
ひとつずつ外していく。
見下ろしてたゆきくんは
かがんで私の髪にキスする。
唇や鼻を髪に押しつけてくる。
「んー……すげぇいい匂い」
「ちょ、ちょっと
動いちゃ…だめだってば…///」