無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

「叱ってほしいの？」



　私は恥ずかしくて俯く

　まさにその通りだったからだ



「どこ向いてんだよ
俺を見ろよ、寂しいだろ」

「は、はい…」

「こんな楽しいのやめるかよ」



　私が考える以上に
　おそろしい答えが返ってきた



「他の男にヤられた右京を
俺のほうがいいって言わせるのが快感だからやめない」

「な、なにそれ…///」

「だってそうだろう？」



「自分の惚れた女が
他の男と自分を比べて、自分を選んでくれるんだぜ？」



　ゆきくんは欲望を隠さない

　私は自分の事を言われるたびに照れてどうしようもなくなる



「惚れた女を何度も自分のモノにし直すのってすっげークるよ
思う以上に興奮して…
余計に愛しくなる」



　ちゅっと軽くキスする

　止まらなくなったのは私のほう

　メロメロだった



「ゆきくん…好き…」



　ゆきくんの唇を吸い
　舌を入れたり抜いたりする

　それから深く絡め合って
　濃厚なキスに繋ぐ



「はぁっ…好きぃ…///」

「なんでお前そんなかわいいの？」



　官能的なキスで胸がいっぱいになった



　キスの嵐で
　ぽけ～～っとなる

　足元がふわつく感じ



　心地よくて嬉しくて
　なんだか無性に笑いたくなる