美人妻は性欲旺盛っ!
第3章 浅葉夫婦のHな週末 1
「はいおしまい」
「ええぇ!?」
驚く私をよそに
ゆきくんは起き上がる。
はだけさせたまま
私も起きる。
「ん、どうしたの右京?
言いたい事があるなら
ちゃんと言わなきゃ」
「ずるいよ………
最後まで…しないの…?」
恨めしい気持ちで
ゆきくんを睨む。
こんなからだが熱くなった状態で放り出されても困る…
ゆきくんはそっと寄り添い
優しく抱擁してくる。
なんだか恋人っぽい。
「熱くなっちゃった?」
「………うん…」
「よしよし素直でかわいい」
「あンっ///」
胸を揉まれて声が出る。
むにむにむに
モミュモミュモミュ
じっとゆきくんを
上目遣いで見る。
ゆきくんは私の頬を
くりくりとくすぐって
簡単にかわした。
「でもね
かわいすぎるからこそ
いじめたくなるんだよな
そんな目で男を見て
右京はまだ自分をわかってないな」
ギクッと心臓が浮く。
ゆきくんはニコニコと
私の怯えた顔を見つめる。
嫌な予感がした。
小動物のように
ぷるぷると震えて俯く。
「すっげ目ぇ覚めた。
今日はこれからデートしよ
久しぶりに私服の右京が見たい」