美人妻は性欲旺盛っ!
第24章 エピローグ
それは撮影されていた
「だめ、絶対、だめ!」
「なんでだよいいだろ
俺のかわいい右京を汚しやがって
許せるか?
許せねぇだろ
俺のために最高に変態になってくれた右京を奴に見せる」
とかなんとか言い出した
対抗意識?
右京は断固抗議した
望月翔吾の事はもうそっとしておいてあげたかった
彼が発端で色々あったが、右京に彼を責めるつもりはなかった
「おい見ろよ、右京のおっぱいが俺の尻を愛してる」
「消してよもう!///恥ずかしい!観賞するの禁止!」
††
さて、その右京の元カレ
望月翔吾だが
驚いた事がひとつ
「えぇ~~~っ!?」
「なによ聞こえなかった?
もう一回言うわよ
わたしたち付き合う事にしたの」
なんとゆきの姉
沙緒里さんと
そういう関係になるらしいのだ
ゆきはガンをつける
「てめぇ…
人の嫁に手ぇ出したかと思えば
姉貴にも手ぇ出す気か?
コンクリに埋めんぞ、ああ?」
沙緒里の隣の翔吾も
睨みを利かせて低い声を出す
「…あぁ?
元はと言えばてめぇが
俺の彼女を寝取ったんだろが?
最低クソヤローが
てめぇのチンコが粗末だから
俺としてくれたんだよ
そんな事もわかんねえの?」
バチバチと火花を散らすどうしようもない男二人
「負け犬が言うじゃねぇか
寝取って悪いかよ
どうしてもほしかったんだ
だからヤりまくった」
完全に蚊帳の外だった右京はカァッと頬を赤らめる
そしてとうとう沙緒里の堪忍袋が爆発した
「うっさいわよオス!
黙りなさい?
オスは黙ってメスに選ばれてなさい
この子はゆきを選んだ
んで、わたしが翔吾を選んだの
なにか文句あるの」
「沙緒里…考え直せ
なんでコレなんだ?なぁ?
ないだろコレは?
どこがいいんだコレの?」
非常にむかつく言い方をされて翔吾が怒りで震える
「どこって…だってかわいいわ
情けなくって萌えちゃった
あんまりメソメソ泣くもんだから
コロッとやられちゃった」