美人妻は性欲旺盛っ!
第29章 番外編4 エロ妻 後編
石田は噎せて涙目になる
「あ、人妻はやですか?」
「じゃなくて!」
「Hなお友達、だめですか?石田さんならいいと思ったんですけど」
すぐ隣に旦那がいるだろう
と石田は口をパクパクさせる
が、右京には伝わらない
「私じゃ不満ですか?」
「心配しなくても…あ、」
「あ~!もういるんですね
残念、私の入る余地はないかなぁ」
「ははは…」
「あはは」
笑う石田と笑う右京
ゆきが無言でニヤリと笑う
「でも、そんなオトモダチより
石田さんを満足させたら
関係ないですよね?
どの女より私のがイイって
思わせる自信ありますよ?」
あ、やばい
石田には右京のバックにたてがみのある獣が見えた
なんとなく痛感した
ゆきの奥さんは、やはりどこまでいってもゆきの奥さんなのだ
同類のように波長が近い
お肉が大好きといった感じだ
「よかったな気に入られて」
「よくないですよ!
先輩の奥さんなんですよ!?
止めましょーよ!」
「お前、よく考えてみろ
自分の奥さんが
男に求められまくってみろ?
すげー優越感じゃねぇか」
「だ、だからって!」
石田はまるで
宇宙人と話してる気分だった
「つーか白々しいんだよお前
散々右京のカラダ求めたくせして
尻にぶっ挿してたの誰だよ」
「い、いやあれは…」
優越感、自慢
なぜ優越感かと言えば
美しくていい女だからである
右京は主人に誉められて
嬉しくて照れくさそうに笑う
「あーんもう大丈夫ですよぉ///
ちょっとヤリマンでもね?
私がゆきくんを大好きな事は絶対変わらないし裏切る事はあり得ません」
ねー?と視線を合わせ、右京はゆきと唇を重ねる
「ヤるだけのお友達と私を服従させてるご主人様じゃ、価値が雲泥の差で違いますもん」