美人妻は性欲旺盛っ!
第5章 浅葉夫婦のHな週末 3
「私のからだ
全然感じないんですっ!」
えええっ!?
小枝さんは律儀に
しっかりと仕事しつつ
初対面の私を相手に
めそめそと涙ぐむ。
相当に追いつめられてるらしい
「何度やっても
エッチが…
その………挿入が…
うまくいかないんです
そもそも私、濡れないんです
だから入らなくて
いつも痛がっちゃって…」
「あの、あの、これ
初対面の私なんかが口を挟んで
いいんでしょうか?なんて…」
「カレも最初は
寛容だったんですが
何度も失敗するうちに
冷たい態度をとるようになって…」
深刻すぎる!
しかも無視された!
「どうしたらいいんでしょうか!!」
「わっ!
び、びっくりした!」
「プールサイドで
夫婦で絡み合い
官能的に喘いだ浅葉様に
是非とも指南していただきたく!
私カレのために変わりたいんです!」
とうとう頭を下げだした。
私は途方に暮れた
なんとかしてあげたいけど…
………どうしよう
どうしたらいいんだろう
本気っぽいし
力になれるならやっぱり…
「ダメもとでいいなら…」
「本当ですか!?」
「少し確認したいです
あの、私、今から
小枝さんのからだ
触りますけどいいですか?」
「は、はい」
幸い個室なので都合がいい
寝台に彼女を座らせ
後ろからそっと近づく。
私は下着姿で
小枝さんは服をきたままだ。
「じゃ、触りますよ」
むき出しの耳と首から
さわさわと撫でる。
「ぁ…っ」
「ひとりえっちはしますか?
あ、嘘はナシですよ」
「周りが言うほど…ンっ…
気持ちよくならないので
全然した事ないです…」
「潔癖なんですね
でもそれじゃあ当然です」