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美人妻は性欲旺盛っ!

第5章 浅葉夫婦のHな週末 3




 ロマンチックな夜景…

 二十階以上の高層から
 窓際の特等席で
 高級なフランス料理。

 少し見渡せば
 暗闇に光る無数の星。
 光ってるのが何か
 わかってるのに胸が弾む。



「お金持ちって変な人多いよね」



 それから
 着てるもの。

 私は緊張しまくりで
 必死に話題を探してる。



 イブニングドレス…

 だってこんな礼装
 着たコトなんてない。



 黒を基調とした
 ワンピースデザインで

 腕と背中は露出し
 胸元も大胆に肌が見えている。

 ふわりと広がった
 スカートの丈は
 裾が床に届くくらい長い。



 ホテルのほうで
 貸し出しを行ってるらしく
 夜会よろしく
 ディナーに備えて
 急きょ着替えたのだった。



 ゆきくんもタキシードを着て
 お互い雰囲気全開だ。
 髪も整えてキマりすぎてる。

 サマになりすぎ…
 見てるこっちが照れる///



 私だけが慣れない服装を
 照れくさがっている

 度胸が足りないのかな…
 でも気恥ずかしいし…

 似合ってるかなぁ…
 ゆきくんは私が何着ても
 似合ってるって言うし
 あまりあてにならない

 チラッチラッと
 つい様子を窺ってしまう。

 並んでて恥ずかしくないかな?
 きちんとつりあい取れてる…??



「ってゆーか
ゆきくんもなんか喋ってよ
ずるいよ私ばっかり」

「ん?いや
なんか落ち着きなくて
かわいいから
鑑賞して愛でようと思って」

「えーなにそれ!」



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