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美人妻は性欲旺盛っ!

第5章 浅葉夫婦のHな週末 3




 表面上は普通だ
 しかし私には
 ただならぬ気配だとわかった



「何か…あったの…?」



 不安で掴むと
 ゆきくんは男性に断り

 少し離れた所で
 話の内容を教えてくれる



「右京と
させてほしいって頼まれた」

「?……どういう…?」

「あなたの妻と
性交させてほしいって
話を持ちかけられてる」



 私は絶句した

 性交、って…

 ………セッ、クス…?



「思考を止めるな
ままある話だ
夫の了承が入れば
それはアリな話とも言える
紳士的でもある」



 えっ…なに…?
 私?…なんで私と?



「先方はどうしても
右京を抱きたいらしい
右京を貸してくれれば
今は240万という話になってる」



 目を疑うような数字だった

 240万――!?

 私のどこにそんな価値が!?



「多分断ればまだまだ上がる
プールで見かけた時から
一度でいいからお前を抱きたいと
強く惹かれたんだそうだ
相当入れ込んでると見ていいな」



 私は
 その男性がどうとか
 なんの興味もいだかなかった



 そんな事より
 あまりにも
 ゆきくんが冷静に話すから
 不安になってしまった



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