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翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第12章 ラブホテル~前編~

二「ヒント言ったら絶対バレちゃうもん」

翔「うぅーん...。わかった、楽しみにしてるね♪」

二「はい!楽しみにしててください★」

ウィーン

ニノの声と同時にホテルの自動ドアが開いた。

うわぁ~...。
フロントがこれまた綺麗なこと...。

二「なんか...凄いですね...」

翔「床が大理石...」

初のラブホで驚く事が多すぎる...w

二「受け付けの人も...綺麗ですよ...」

翔「...あ...ほんとだ...?」
遠くて顔は見れない。(笑)

スラッとしたルックス。
透き通った様な長い髪...。
確かに綺麗だけど...。
ニノが女の人褒めるなんて珍しい..。
きっとどストライクなんだろうな(笑)
...。
ん...?なんか俺、あの人のこと見たことある気がする...

二「ねね、翔くん」

翔「えっ?なぁに?」

ニノの声で我に帰った。

二「私、あの人どっかで見たことあります。」
...。

翔「やっぱり?」

二「翔くんも見たことあるんですか?」

翔「うん...。多分w遠いから良く見えないけど...。」

二「知り合いなのかもしれませんね...。行ってみましょう!」

え!?
行くの?(笑)

翔「...でも知り合いだったダメじゃん...。嵐の櫻井と二宮がラブホ行ってたなんて世間に知れたら...。」

二「大丈夫ですっ★私たちの愛のパワーでどーにかしちゃいましょ?♪」

うん。可愛い。めっちゃ可愛い。
だからしょうがない。

翔「そうだね!★行っちゃおー」

二「わーい(^^)」

俺もダメだなぁ...。
ニノを甘やかし過ぎなんだろーな...w

トコトコ

ずんずん進むニノ。
それと比例して女の人の顔もだんだん見えてきた。

翔「誰なんだろーね」

二「うんっ!誰だろー...」

ピタッ

翔「ん?ニノ?」

いきなり止まるニノ。
その顔は...めちゃくちゃビックリしていた。

二「しょ、翔くん...」

翔「え?な、何さ...」

二「私、わっ、わかっちゃいました!誰だかっ...」

翔「誰よっ!?」

二「あのお方ですっ...」

かなり取り乱すニノ。
あのお方って誰だよっ...

二「よーく見ればわかりますっ!」

翔「え...?よーく...?」

ジーー




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