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翔ちゃんとニノちゃんのヒミツ

第10章 別居生活。

PM1:30

ニ「着いた~♪」

車から勢いよく飛び出るニノ。 おめめはキラキラ。 何買う気なんだろ…?

大「予定より遅くなっちゃったけ ど…。ごめんね。」

ニ「大丈夫大丈夫~♪さ、早く行こー ♪」

大「あっ…。ちょっと…」

ニ「…え?」

大「これ、かぶっとかなきゃ。」

パッ

ニ「あ…。」

赤いキャップと黒いサングラスを渡す 大野くん。 ちなみに大野くんは黒いキャップに白 いサングラス。

ニ「ありがとう♪」 満面の笑みを浮かべるニノ。 そしてイ○ンの中へ入っていく2人。

大「ニノは普段、翔くんと出かける時 どこいくの?」

ニ「うーん…。基本は家でのんびり過 ごすから…。あんまり出かけないなぁ …。」

大「そうなんだー。意外だね*」

ニ「そうかな?…あ、ちょっとココ よってもいい?」

大「…。別に良いけど…。」

そこは小さなお花屋さん。 バラやパンジー、すみれなどが丁寧に 並べてある。

ニ「どれが良いのかな…。」

大「誰かにあげるの?」

ニノはためらいも無く答えた。

ニ「ふっふっふ…。翔さんだよ♪」

やはり。

大「あぁー!そっかぁ♪いいね、いい ね♪俺も一緒に選ぶ♪」

ニ「なんの花が好きとか聞いたことな い?」

大「えぇー…?無いなぁ。」

ニ「苦手な匂いとか有りそうだな…。 」

大「………。あ!じゃあさっ!」

ニ「?」

大「花言葉で決めれば?…ホラ、なん かあるじゃん♪永遠の愛とか友情とか ♪」

ニ「おぉーー!それいいかも!♪リー ダーなかなか良いこと言うじゃん!」

大「それほどでも…///」

ニ「じゃあなんの花言葉が良いと思 う?」

意外とロマンチストなニノさん。 こう言うの凝るみたい。

大「これなんかどう?「愛の絆、スイカズナ」。」

ニ「良い言葉だけどあんまり…好きじゃないなぁ。」

大「うーん…。じゃあこれ。」

ニ「…。しっくりこないなぁ…。」

翔くんに贈るだけあってじっくり悩むニノ。

ニ「あ…。これいいかも…。」

大「え…?どれ?…。あ、いいじゃん!」

ニ「花も綺麗だし言葉もいい感じ…。」

大「これにしちゃえば?」

ニ「…。そうだね♪」

なんの花を買ったのか…。
ニノさんは私にも教えてくれません。(笑)

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