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喘ぎ声レッスン*SS追加中*

第7章 空白の日々



結局、拓己くんがあたしを保健室に連れてきてくれる。もう、いいや。ベットで泣けるだけ、泣こう。

泣いて、泣いて、泣いて。枯れるまで、泣いて。


涙って枯れるのかな。


そう思っていると、涙があふれ出て。


あたしは抑えるのを止めて、泣いた。


涙は、あたしの目から出る一方で。





「梓、?」


後ろから聞こえた声に、振り向く事も出来ない。


泣いている姿は、見られたくない。



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