テキストサイズ

雨の中の君へ。

第4章 星。

うーん感激…。

徹夜が続き、印刷所や書店、カバーデザインを頼んだ事務所などあちこち走り回ったこの一ヶ月。

ついに畑山竜二最新作が店頭に並んだ。売れ行きは最高。予約ですでに100万部を超え、飛ぶように売れている。

私を取り巻く環境は特に変わらないけど、畑山先生はあちこち取材に引っ張りだこだ。
金谷さんが、スケジュール管理が大変だと言ってた。
次回作の話も出ている。

うちの会社はすでに増版を決定している。

と、いうことで…

「特別休暇だ。取材ついでにリフレッシュして来い。」

休暇じゃないじゃん、取材じゃん、と鬼百合デスクに突っ込みたいところをぐっと堪えて長野行きのチケットを受け取った。

…でも…嬉しい!今年入ってからまともな休みなんて無かった私にとって最高のご褒美だ。

一週間。畑山先生の次回作ための取材を単独で行う。取材と言っても、観光に等しい。企画会議を行う前の情報収集だ。

土日休みの月曜日から一週間の長野旅行♪



ストーリーメニュー

TOPTOPへ