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雨の中の君へ。

第4章 星。


ドクドクとタケルの精液で私の中はいっぱいになった。タケルのモノが脈打つのが分かる。


しばらく私たちはそのままの形でいた。

耳元にはタケルの息がかかる。二人とも、100メートル競走をしたみたいだ。息を整える。

タケルがそっとキスをして、私から離れた。トロッと私のまたから白い液が流れた。


2人で見上げる空は白み始めている。


星が薄くなっていくのを見ながら、私たちは深い眠りに落ちた。

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