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雨の中の君へ。

第2章 仕事。

まさか仕事中に従兄弟とやりまくってました、とは言えない、よなぁ…。
私はコーヒーを淹れながらため息をついた。
タケルとのことを思うと、また子宮が熱くなる。
はぁっ…感じてる場合かっ…。

ブーン、携帯が鳴った。畑山先生、と画面に出る。

「あ、サキちゃん?今からご飯食べに行こうよ。青山のフレンチ、おごるからさ♪」

今日の私が雨に打たれて泣いた原因の人だ。

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