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天使で悪魔なセラピスト

第3章 最初の施術

「そうか。もっと重症なんだと思ってたけど、これなら行けるかな。」


え?行けるって?


「荒療治。」



「え?…え!!?」


蓮の言っている意味がわからず、戸惑いに眉を顰めたユナを、蓮はゆっくりとソファへ押し倒した。


…な、…何?


間近から見下ろす蓮の顔は、見たこともないほど精悍でユナは自分の胸がドキドキと急ぎ始めたのを感じた。


でも、確かにそれは恐怖のせいではない。


なに…



なんなの?



こんな感じ、初めて…。


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