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天使で悪魔なセラピスト

第4章 斉木センセイ



またキュンとなっだ胸を、ユナは思わず片方の手で掴んだ。


「キミの心のわだかまりが全部なくなるところを、見届けたいな。…だから、」


ゆっくりと近づいてきたレンの顔が耳元に来て。


「///」


「また来週、治療の続きをしようか。」


「…!」


「同じ時間、クリニックにおいで。…キミだけのためにあけておくから。」



ドキドキと脈打つ心臓を抑えながら、ユナはこくりと頷いた。


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