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天使で悪魔なセラピスト

第5章 始 ま り



ぬめぬめとしたラブジュースに任せるように、蓮の指は艶かしく谷間を滑った。


「柔らかいヘアだね。…すっかりビショビショだ。」


クスリ、と間近で笑う蓮の仕草は少し意地が悪いのにひどくセクシーだ。


ぐちゅ。グプ。


彼の指の動きに忠実に答えるように、ユナのそこは淫靡な音を奏でる。



「ああっ…はあっん…あんっ」


「濡れてるだけじゃなくて、すごく熱い。」



どう、…しよう…


ハアハアと呼吸を荒げながら、ユナは半泣きになって焦っていた。




自分で触ったのと、ぜんぜん違う…


こんな、気持ちがいいなんて…


だめ。


感じてはいけない。



これは、あくまでも治療のはず…




「知ってるかい?男と同じで、ユナちゃんのココも気持ちよくなると、充血して膨らんでくるんだ。ほら。…もっと大きくなるかな?」


「だめええっ…はあっ!!」


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