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第6章 はじまり

それからというもの綺麗なドレスを着て髪を綺麗にサロンでセットして店に出勤するようになった。
1年以上もいるのに

「誰この娘?綺麗だね。ママ、新しい娘入ったの?」


「あら、失礼ね!
この娘エリカちゃんよ。
なんだかこの頃綺麗なの、恋でもしたのかしら。」


ママは喜んでいた。



常連客が知らない程以前の私には存在感がなかった。




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