
好きな空間
第8章 札束
「よし。」と言って竹内先生は鞄からメモらしき物を取って万年筆で書き初めた。
小切手!
小切手に五千万と書いて
「これでどうだ?
お店出せるだろ、君がママになればミスを追求されることも無いし、自由になれる。こんな所でバタバタ働く必要なんて無いんだよ。
店、欲しいだろ。
一階のホステスなんて勿体無いよ!」
全てがぶち壊れて、その笑顔は下心丸出しのいやらしい笑みにしか見えなくなっていた。
札束の次は小切手ですかと思い、疲れがどっと出てきた。
五千万で私はこの男の女になる気は無い。
小切手!
小切手に五千万と書いて
「これでどうだ?
お店出せるだろ、君がママになればミスを追求されることも無いし、自由になれる。こんな所でバタバタ働く必要なんて無いんだよ。
店、欲しいだろ。
一階のホステスなんて勿体無いよ!」
全てがぶち壊れて、その笑顔は下心丸出しのいやらしい笑みにしか見えなくなっていた。
札束の次は小切手ですかと思い、疲れがどっと出てきた。
五千万で私はこの男の女になる気は無い。
