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「やり～！また勝ちました！」
「何で勝てないんだ？めちゃくちゃこのゲームやり込んでたのに・・。」
場所が変わってここはアパートの胤罫の部屋。胤罫と椿は格闘ゲームに熱中していた。しかし胤罫はゲームを知らない椿に格闘ゲームを教えてやったところ、すぐに椿は胤罫よりもうまくなり、何度も敗北していた。
「もう一度、もう一度やろう！な」
椿はニヤニヤしながら「えー、しょうがないですね。」
といって再戦するのコマンドを押そうとした。
ピンポーン、とインターホンが鳴った。椿は立ち上がって扉を開けにいった。
「はーい、どちらさ・・。」と、椿はドアを開け、突如顔面をぶん殴られた。椿は後ろに吹き飛んだ。椿は気絶していた。
胤罫は椿の無事を確かめに椿に近づこうとするが、ふと足を止める。殺気を感じた。
「見つけた・・。目標確認。直ちに排除する。」と、その美少女は腕の物騒な機関銃を構えた。
胤罫はとっさに後ろに下がり、窓をぶち破り外にだしゅつした。幸いにも胤罫の住んでいるアパートは二階構造であるため怪我はなかった。とにかくここでは被害があるかもしれない、と思った胤罫は誰も使っていない空き地がある事を思いだした。
胤罫は後ろから美少女が追ってきているのを確認して空き地へと駆け出した。