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EROSMAN

第11章 Dの名を持つ幼女

一方、こちらサキエルと香織。
何とか撒いて、今は新宿を走り続けている。
「ちょ、ちょっとサキエル・・・止まって!」
サキエルは止まった。
「はい、どうしましたか?」
「あのさ、疲れちゃったからちょっと休も!」
サキエルはコクンと頷き、「分かりました。」と言った。
「てゆうか、何なんだろう、あれ。」
香織が見ている方をサキエルが見てみると、まさに地獄絵図が広がっていた。
無数の死体が転がり、先ほど追いかけてきたDらしき者が死体をむさぼっている。
「・・どうゆう事でしょう。あの方は何人もいるのでしょうか。」
「あんなのが何人もいるなんて!てゆうかヤバくない?」
すると、「おーい!サキエル!香織ちゃん!」
聞き覚えのある声が聞こえてきた。
「椿さん!」
椿と女の子が走ってきた。
「そちらの方は?」
サキエルは聞く。
「俺の妹の雛。まあ今はそれどころじゃない!」
椿は後ろを振り返り、戦闘体勢をとる。
「不死身の女の子達が襲ってきてんだ!新宿にしか今はいないみたいだけど、あいつらが他の所にも現れたら・・日本は終わる!」
「とゆう事は、私達にも戦ってほしいと。」
椿はコクンと頷いた。
「分かりました。」
「分かったよ。」
同時にサキエルと香織は頷きそう言った。
すると女の子達がこちらに向かってきた。
「じゃあ始めましょう。」
サキエルは機関銃に腕を変形させた。
「俺達で日本を救うんだ!雛、目立たない所で隠れてて。」
雛は走っていった。
「行くぞ、みんな!」
三人は女の子達に向かっていく。

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