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EROSMAN

第11章 Dの名を持つ幼女

「うう~ん。」
巨大娘は喘いだ。
巨大娘の身体はみるみる元に戻る。
「ああああ!」
急に奇声を上げると周囲のビルが崩れ落ちた。
「マジか!何なんだこれは!」
胤罫は絶望した。これでは世界は本当に終わってしまうと考えたからだ。
「D!」
すると後方から声がした。そこには猫の被り物を被っている男がいた。
「鬼帝、お前大丈夫なのか?」
椿が心配そうに言う。
「問題ない、とゆうか、Dは今あの巨大娘の中だな。」
胤罫は頷く。
「サキエル、少し気を紛らわせてくれ。私が助けだす。」
鬼帝は言う。
「了解しました。」
サキエルは早速行動を開始した。
「おい、無茶するな!」
胤罫は言う。
「何も死にに行くんじゃない。私はあの子を救いたい。ただそれだけだ。」
鬼帝は言う。
鬼帝はその猫の被り物を取った。
「・・マジ?」
全員が驚いた。
長髪の美形がそこにはいた。
「それでは、行ってくる。」
鬼帝は拳を強く握りしめ、巨大娘に向かっていく。
巨大娘はサキエルに気をとられていたため、難なく近寄る事ができた。
「今行くからな。一人ぼっちにしないからな。」
鬼帝は巨大娘の膣に入る。
中は暗く、動きにくい。
鬼帝は苦戦しながらも前に進んでいく。
すると、奥の方に動けないでいるDがいた。
「D!助けにきたぞ!」
Dは弱々しく顔を上げ、鬼帝を見る。
「・・おじちゃん、たしゅけて。」
Dは手を伸ばす。
「帰ろう。私と。君の居場所はある。もう一人にはしない。かならず救ってみせる。だから!」
鬼帝も腕を伸ばす。そしてDの手を握ると、一気に引き寄せる。
すると、急に周りが窮屈になった。収縮しているのだ。
「マズいな。出口が塞がった。」
「どうするのおじちゃん。」
Dは心配そうにいう。「心配するな。何か脱出の方法はある。」
鬼帝は周りを見渡す。すると何か堅い物を見つけた。
クリトリスだ。
「一か八かだ!」
鬼帝はクリトリスにてつざんこうを繰り出した。
ガッという音がしたと思ったら周囲の締め付けが少し和らいだ。
「今だ!」
鬼帝はDを抱きしめながら外へと飛び出した。

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