アイツが私のご主人様!?
第15章 ヤキモチ
ガラガラッ・・・
「いたのか・・。
・・・おはようございます、矢沢サン。
お前がこんなに早く学校に来るなんて、珍しいなあ。フン」
『おはよ・・・!
神崎クンってさあ…、いちいち余計なこと言うよね。』
「うっせ…
俺、朝は低血圧なんだよ・・・。
千円やるから静かにしてくれ…。はあ」
『はあ?
千円払う程、わたしはウルサイわけ?
ほんと失礼っ。ふんっ』
朝から、
いつもの言い合い。
一段落着いたところで、
神崎クンは、わたしの後ろの席に座った。
*