アイツが私のご主人様！？
第27章 秘密のデート。
『……しょ…庶民の味なんか…、
神崎ｸﾝには、きっと合わないんじゃない？？ｱﾊﾊ…』
なんか…
なんか、照れくさくって…
思ってもみないことを言っちゃう。
「そんなの…、
食べてみねぇと分かんねぇじゃん」
『…そっ…そうだけど…』
だって！だってさ…
めっちゃマズかったらどうする！？
はっ！
マズすぎて…
神崎ｸﾝ、ショック死しちゃうかも！！！あぁ…
「ふん、
あ！もしかして…
りおﾁｬﾝ、弁当に毒入れてるのか！？ﾌﾟﾌﾟｯ
俺のｺﾄ、
嫌いすぎて…毒で殺そうとしてんの？ｱﾊﾊ！」
神崎ｸﾝが、
悪魔の笑みで…からかってくる！
『はあっ～？
そ、そんなワケないでしょ～！
ちゃ～んと、
食べれるわっ！！』
ムキになって、
むぅっと頬を膨らませて拗ねれば…
！！！！
ツン、って
神崎ｸﾝに頬をツンツンされて…
「アハハ！！
りおﾁｬﾝ、カワイイな！！！
ほっぺた膨らまして拗ねるとか…
子供じゃん！ﾌﾟﾌﾟｯ」
！！！！？
か、カワイイ…！？
え、今…神崎ｸﾝ
ワタシのｺﾄ、可愛いって…！
子供みたいってゆうのは余計だけど…
ﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸﾊﾞｸ…////！
わ、！心臓ﾊﾞｸﾊﾞｸいってる…////！
か、神崎ｸﾝに可愛いって言われて…
ﾄﾞｷﾄﾞｷしてんのか！？ワタシ…
や、やっぱり…
今日の私…変だよお…っ！！
*
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