アイツが私のご主人様!?
第37章 神崎くんち再び!!
『な、なによ…
こっちくんなぁぁ~!!!』
「はぁ?うるせー」
ジリジリ、と
私に詰め寄ってくる神崎くん
ぐいっと顎を上げられ
「まっ、とりあえず!
キス、でも…しとくかぁ?ニコッ」
『え、はい!?汗』
「おい、とりあえず
目、閉じろよ!ニコッ」
『……っ、』
思わず目を閉じると
「他のヤツにバレないように、
静かにしとけよ…」
ぐいぃっと
強く腰を引き寄せられると
『ん…っ』
神崎くんは私にキスをした
………一瞬だけだけど
キスの余韻に浸る私
やっぱり!
神崎くんはキスが上手い
唇が軽く触れあうぐらいのキスなのに
なんだか、
頭がクラクラする……