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禁断の恋はじめました。

第1章 第1章

会社が見えてきた。
この角を曲がればすぐ会社だ。
今日も何もなく、
1日が始まる......
はずだった。

角を曲がろうとしたとき
おっさんが現れた。

あたしは直ぐにブレーキを
かけた。
スリップして派手にコケた。

『いってー.....
あ!おじさん!!!大丈夫か!?』

膝、腰、腕、頭。
体の至る所が痛いが
構わずおじさんに駆け寄る。

お「あぁ。なんともない。」

ホッとした。
何か起こればいい。なんて
思ったがおじさんを
怪我させるのは勘弁やで。

『あぁ。よかったー!!!
当たってたらえらいこっちゃやで!
あー。焦ったー』

あたしは地べたに座り込んだ。

お「.......血」

おじさんはあたしの膝を指して
そうつぶやいた。

『あぁ。かまへんかまへん
こうゆうのはな。
舐めといたらええねん!!』(ニカッ

おじさんに笑顔を向けた。
するとおじさんがあたしの
手をひっぱり、

お「手当てをしよう。」
と強引にあたしを歩かせた。

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