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廊下を走るか歩くかの
中間くらいのｽﾋﾟｰﾄﾞで駆けていく。


「なぁ、病院って
走って良かったっけ」

「大丈夫！バッチグーよ！
それより瑠菜ちゃんが心配！」


「お前が行っても迷惑なだけだろ」


「うっさい優雅」


優雅の憎まれ口は無視して、あたしはどんどん駆けていく。


「みなみちゃーん速ぃよー」


凛くん、可愛いけど
今のあたしは止められないよ。