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オレンジkiss

第20章 ★twenty

「私、日向君の荷物になるなんて、嫌なの!!だから、日向君には、私なんか忘れて幸せになってほしいの」


やっと、落ちついてきたのに…

また、涙が溜まった。


思ってもないことは、言うの辛い。

「千秋!」

「ん?」

黙っていた幹太君が口を開いた。

私は、震えた声で返事をした。


「一つだけいいか?」

「うん!最後だからね」

私は、幹太君に笑みを向けた。

幹太君は、少し驚いていた。

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