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オレンジkiss

第40章 ☆彼の弱音

「もう、いいって!気にしないで♪」


ちぃちゃんは、笑顔でそう言ってくれた。



ピンポーン、ピンポーン!!


ちぃちゃんと話していると、家のチャイムが鳴った。


「私が出てくるよ!」

ちぃちゃんは、そう言って玄関に向かった。


――――――――――――――


「……遅いな…」

もう、10分くらい経ってるような…


そう思っていたら、足音が聞こえた。

そして、部屋のドアが開いた。


「ちぃちゃん、おそ――…」

「梶原!!」


そこに立っていたのは、ちぃちゃんじゃなくて――…







日向君だった。

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