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甘いキスを永遠に

第91章 甘いキスを永遠に

「麻実がシワくちゃになっても、ヨボヨボになっても、死んでも愛してるぞ~」


元哉は立ち漕ぎしながら叫んだ。


元哉の背中が青空の中ハッキリ見えて逞しかった。


「元哉~!私今、生きてるって感じ~っ」


私はそう応えて全速力で自転車飛ばした。


元哉と私の笑い声が青空に響き渡った。

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