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とらいあんぐる

第2章 バス停

「せ、先輩?....?」

祐也ははるかを抱きしめていた。

「遥見てたらすぐ転けるし、
すぐ怪我するし危なっかしい。
遥に傷つくんじゃないかって
ヒヤヒヤするよ。」

「え?」

「俺で良かったら遥のこと
守ってあげるし支えてあげる
遥、俺と付き合ってよ。」



ボトッ


「遥......」

鞄を落としてこっちを見ていたのは
嵩磨だった。

「こっ嵩磨!」

「返事はいつでもいいから。
家近所だし、返事待ってる。
じゃあ、気を付けて帰れよ?」

「あ、はい...。」

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