テキストサイズ

ふたりのカタチ

第2章 久しぶり

弟たちはリビングで買ってきたビールを
飲み始めた

思ったより早く帰ってきたので
慌てるようにおつまみを作り始めた

テーブルに運びながら弟が
「かずの口に合うかな?」と話しかけてるのを見て私も
「まずかったらそう言ってね」と
話しかけた

4品目をテーブルに持って行きながら
ようやく私も腰をおろした

2人は幼い頃の思い出話に花を咲かせ
ケラケラと笑っていた

笑顔…
まともに見れないよ…

ストーリーメニュー

TOPTOPへ