
ふたりのカタチ
第3章 マズい
先にお風呂に入ってもらい
その間に私は散らかったテーブルを片付けた
「あやねえ!!風呂上がったー!!」
「はーい。あ、ドライヤーはね…その…」
「ん、知ってる」
「…?なんで?」
不思議そうに見つめる私にニコッと笑って
「たぶんあやねえよりこの家のこと知ってる(笑)」
と答えた
「あやねえがいなかっただけで、オレと亮太はずっと隣同士だったんだよ?(笑)」
「あ、そっか…」
「そ。それに落ち着くからよく泊まってるし」
「自分ち、隣なのに?」
そだねーと言いながら
笑顔で髪をゴシゴシ拭いていた
「あー気持ち良かったー」
と首にタオルを巻いたままソファに座り込むかずちゃんを見てたら
幼なじみでも
テレビの人でもなく
男の人なんだなって思ってしまった…
その間に私は散らかったテーブルを片付けた
「あやねえ!!風呂上がったー!!」
「はーい。あ、ドライヤーはね…その…」
「ん、知ってる」
「…?なんで?」
不思議そうに見つめる私にニコッと笑って
「たぶんあやねえよりこの家のこと知ってる(笑)」
と答えた
「あやねえがいなかっただけで、オレと亮太はずっと隣同士だったんだよ?(笑)」
「あ、そっか…」
「そ。それに落ち着くからよく泊まってるし」
「自分ち、隣なのに?」
そだねーと言いながら
笑顔で髪をゴシゴシ拭いていた
「あー気持ち良かったー」
と首にタオルを巻いたままソファに座り込むかずちゃんを見てたら
幼なじみでも
テレビの人でもなく
男の人なんだなって思ってしまった…
