悪魔の男×ドM少女
第2章 ~中学生~
あれ・・・?
体がふわふわする。
ああ。ずっとこのままでいたいなあ。
「理沙!!」
あたしを呼ぶのはだれ??
ん・・?
この人は一体誰だろう・・・??
「理沙・・・。お前倒れたんだ。」
え・・・?
何を言っているの??
「あの・・誰ですか??」
「え・・・?
分からないのか・・・?」
私の目の前にいる男は傷ついた顔をしていた。
私って誰なんだっけ?
この人と知り合いだったの??
「おれだよ!井上一樹!
覚えてないのか?」
一樹?
かずき・・・
___痛い!!
この名前を聞いた途端、頭に頭痛が走った。
_カズキ、オカアサンコロシタ。
コロシタ
カズキハコロシタ。
オカアサンを
頭の中で何度も連想した。
・・・あ
思い出した。
一樹がお母さんを殺したんだ。。
私は一樹をこれでもかってぐらいににらんだ。