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悪魔の男×ドM少女

第2章 ~中学生~

「この・・・人殺し!!
悪魔!!
お母さんを返してよ!!
返せっ返せえええ!!」

私はベッドから飛び起き、
泣きながら一樹を思いっきりたたいた。
本気でたたいているのに、一樹は悲しそうな顔をしたまま何も言わない。


「どうしたんですか!?」

声を聞きつけたのか、看護婦さんたちが駆けつけてきた。

それでも、私はやめなかった。

「高梨さん!!やめてください!!落ち着いて!」

看護婦さんが私を二人がかりでやっとおさえた。

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