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鍵の行方

第3章 鍵の行方


これさえ手に入れば
杏璃の家に自由に出入りできる…
そう思うだけで
太一の胸は高鳴った

「はぃ、できあがりました!
 もし合わなかったら
 また持ってきてくださいね」
店員はそう言った

太一は代金である450円を支払った

450円で杏璃の家に入れる…
そう思うとなんだか
太一は勝ち誇った気分になった

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