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チェリーブロッサム

第1章 いつもの場所

「だめよ。そのままでいて」

晋也は動かしたら右足をそっと元の位置におく。

「どうした。変だよ。」

寛子は腕をはなし

ベルトに手をかけた。

バックルのこすれる音が部屋中に響く。

「そんなに変かなぁ~。
私が今日の日をどんな気持ちで待ってたか
晋也には分からないわよね。」

すっかり開いたシャツを

晋也が脱ぎ落とすと

同時に寛子がパンツをおろす。

まとわりつく感触を脛に感じた。

寛子は晋也の胸の骨のくぼみに

唇をよせてささやく


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