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チェリーブロッサム

第1章 いつもの場所

「旦那は私の事女とは思ってないわ。
女は子供産むと家族にしかなれないのよ。」

寛子の指はペニスをつつき

その反発をたのしんでいるようだ。

「晋也は物好きなんだ。
貴方に触れ合うだけで、こんなに敏感になっちゃうなんて…独身の頃よりもスゴいんじゃない。」

晋也は寛子の頬を

ゆっくりとなでた。

寛子は丸みに沿って舌を動かし

いたずらっ子のように笑って言う。

「晋也のおかげね。」

指先にさわる舌の感触を懐かしく感じ

晋也はいう。

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