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背中デ愛ヲ、囁キナサイ

第3章 朝陽ヲ浴ビテ


 僕は、夕べあれからまゆみを抱いた。

 まゆみも僕を受け入れてくれた。

 白い月の光の下で……


 まゆみの涙も、

 まゆみの傷も、

 まゆみの全てを

 僕が舐めた。


 言葉より、その方が僕の想いを伝えられるかな、なんて思ったんだ。

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