テキストサイズ

Hな片想い♡

第7章 影

その日の昼休み
私は光と屋上にいた

「ねえ、光。」

「ん?」

「究極の選択を迫られたらどうする?」

「究極の選択って、たとえば?」

「自分の身を優先するか、
自分の心を優先するか。とか。」

「んー、難しいね。
どの程度かにもよるけどなー。」

「たくさんの人に救われて迷惑かけて今ある命か、
初めて自分で得た限りなく大きな感情か。みたいな。」

「それは究極だね。」

「光だったらどうするの?」

「えー、どうするんだろう
きっと、私だったら……」


話してる途中だったのに光に頭を
強く叩きつけられた

そして私はしゃがみ込む形で転んだ


「いったぁ!!」
「シィ!」


光が睨みつける先には
川原秀夜とその友人がいた

そして川原は光に近づいてきた

光が私を押し倒した方向は
川原からみると死角だったのが幸いだ

ストーリーメニュー

TOPTOPへ