テキストサイズ

Hな片想い♡

第9章 新委員会

その時、駆け寄ってきた人


「建先輩、俺が連れて行きます」

「え、大丈夫だよ。
ね、松崎さん?」

「あ、はい!」

「俺が同じクラスメイトとして
責任を果たします」

「あ、そう?じゃあお願いね
松崎さん、またね!」

建先輩の優しくて無邪気な笑顔と
高橋の真剣な眼差しは
まさに対象的という感じだった

私は建先輩から離れたくなかった
けど高橋の所にも行きたかった

本当に悪い女だね…


「松崎さん?」

「建先輩、ありがとうございました
さよなら」

そういって組んでいた肩を離し
少し体を押した

高橋にも肩を組むか聞かれたけど
気恥ずかしくて断った

ストーリーメニュー

TOPTOPへ