Hな片想い♡
第9章 新委員会
嬉しかった
すごく嬉しかった
けど、建先輩、
なんで私に優しくするの?
私、やっとあなたのこと
諦められると思ったのに
新しい恋、出来ると思ったのに…
建先輩……
これ以上優しくしないで……
気がないなら尚更だよ
私をこれ以上惑わせないで……
「先輩といい感じだったのにごめんね」
「ううん、むしろよかったよ」
「そうなんだ」
「うん、ありがとう」
「なんで、泣きそうになってたの?」
「聞かなくてもわかるくせに」
私は上品に笑った
「わかんないよ、全然」
「嘘付け〜。高橋は秀才だもん」
高橋は分かってて聞くから
本当に意地悪
私が建先輩と半々に高橋のこと
好きなことくらいわかってるくせに
「わかんない、本当に。
松崎のこと、わかんない。」
立ち止まった高橋は真剣な表情で
私を見つめる
「だから聞きたいんだ、理由を。
どんな答えでも受け止める
だから教えて欲しい」
その高橋の熱い思いに
NOとは言えなかった
「建先輩に優しくされて……」
気づいたら涙腺がどんどん
緩んでいった
「なんでこれ以上優しくするんだろう
もっと私のこと突き放してよ…
そうじゃないとまた先輩のこと
好きになっちゃうから……。」
私の顔はすでに涙で大惨事だ
けど高橋は笑うことなく
聞いてくれている
「せっかく新しい恋見つけて
先輩のこと忘れられると思った
高橋を好きになって思ったの
現実を忘れるような甘い恋がしたいって
高橋に恋して気づきたくないことに気づいたの
建先輩を好きでいるのが辛いってこと
高橋とのファーストキスは
とっても甘かったよ」
私はブサイクな顔で最大限の笑顔を
引き出した
そこは人通りが少ない場所だから
そこまで気を遣う必要はないけど
一応女子だからね
建先輩へ恋したあの日から
楽しかった日々が頭の中を回り続ける
余計に辛いのに……
涙がもっとこみ上げる
すごく嬉しかった
けど、建先輩、
なんで私に優しくするの?
私、やっとあなたのこと
諦められると思ったのに
新しい恋、出来ると思ったのに…
建先輩……
これ以上優しくしないで……
気がないなら尚更だよ
私をこれ以上惑わせないで……
「先輩といい感じだったのにごめんね」
「ううん、むしろよかったよ」
「そうなんだ」
「うん、ありがとう」
「なんで、泣きそうになってたの?」
「聞かなくてもわかるくせに」
私は上品に笑った
「わかんないよ、全然」
「嘘付け〜。高橋は秀才だもん」
高橋は分かってて聞くから
本当に意地悪
私が建先輩と半々に高橋のこと
好きなことくらいわかってるくせに
「わかんない、本当に。
松崎のこと、わかんない。」
立ち止まった高橋は真剣な表情で
私を見つめる
「だから聞きたいんだ、理由を。
どんな答えでも受け止める
だから教えて欲しい」
その高橋の熱い思いに
NOとは言えなかった
「建先輩に優しくされて……」
気づいたら涙腺がどんどん
緩んでいった
「なんでこれ以上優しくするんだろう
もっと私のこと突き放してよ…
そうじゃないとまた先輩のこと
好きになっちゃうから……。」
私の顔はすでに涙で大惨事だ
けど高橋は笑うことなく
聞いてくれている
「せっかく新しい恋見つけて
先輩のこと忘れられると思った
高橋を好きになって思ったの
現実を忘れるような甘い恋がしたいって
高橋に恋して気づきたくないことに気づいたの
建先輩を好きでいるのが辛いってこと
高橋とのファーストキスは
とっても甘かったよ」
私はブサイクな顔で最大限の笑顔を
引き出した
そこは人通りが少ない場所だから
そこまで気を遣う必要はないけど
一応女子だからね
建先輩へ恋したあの日から
楽しかった日々が頭の中を回り続ける
余計に辛いのに……
涙がもっとこみ上げる