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秘密の蜜は甘い

第6章 その後



「鈴ちゃん、僕のモノに
してあげるから


…―――さぁ、大人しく
しといてね?」


「きゃっ…」


首元に噛みつかれて、身震いする。
やり返したいのに、力が出ない。



自分が病気なのを、酷く後悔した。


…健康な女の子なら、
やり返せるのに。
やっぱり神様は意地悪だ。


きっとあたしをどこまでも
どん底に陥れたいんだ。

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