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束縛彼氏

第5章 束縛彼氏のライバル

だが、彼は嫌でも美波を目でおってしまうのだった

そう簡単には好きな人を諦めきれない。

そう、宮岡は中学生の頃から…約4年間も美波に片想いしていたのだ。そんな恋をすぐに諦められていたらとっくに諦めている

だから、彼は「藍斗が天宮と付き合っている」という噂を聞いたときチャンスだと思った

今はもう美波は藍斗のものではない。

そう思うと胸が弾んだ。

だがそれと同時に美波を捨てて他の女に目移りした藍斗が憎くてたまらなかった

…でも、そんな事、今となってはもうどうでもいい

自分の目の前で寝息を立ててぐっすり眠っている美波。

ずっと、大好きだったんだ

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